豊胸

豊胸バストで乳がん検査は受けられる?その方法とリスクの厳しい現実

いまや豊胸手術はかなりポピュラーとなり、大きく美しいバストを手に入れるため、手術を受ける女性もかなり増えました。そのため、新たな問題も色々と出てきました。中でも、豊胸したバストでは、乳がんの発見が遅れてしまうということです。ただでさえ、豊胸したバストは乳がんなどのトラブルが起きやすいと言われていますので、乳がん検査は大切だと思います。しかし、豊胸したバストでは、検査で異常が見つけにくいのです。では、なぜこうしたことが起こるのでしょうか。

現在、一番精密な乳がん検査はマンモグラフィーです。マンモグラフィーというのは、乳がん早期発見のためのX線撮影で、装置の撮影台の上に乳房を載せ、圧迫板とよばれるプラスチックの板で、撮影台に乳房を強く圧迫して撮影します、4~5センチまで乳房を圧迫するため、かなり痛いものです。このように強く乳房を圧迫するこの検査では、豊胸したバストの場合、バッグが破損したり、変形したりといったことが起きてしますのです。また、マンモグラフィーの画像というのは特殊なので、診断が難しく、放射線技師や医師の専門的知識が必要となります。豊胸したバストでは、この診断がさらに難しく、診断精度はさらに低下してしまうのです。

このように、撮影や診断に高い技術や経験を要するうえに、十分な診断が出来ないため、検査機関によっては豊胸していると断られる場合もありますし、バッグの破損などの理解をしたうえで行わねばなりません。

では、このマンモグラフィー以外に出来る検査にはどんなものがあるかといえば、ほとんどが「触診」と「超音波検査」です。超音波検査というのは、乳腺用の超音波診断装置を用いて、しこりが良性か悪性かを調べる検査です。超音波がしこりの陰影像によって描き出されるので、良性の乳腺症から乳がんまで、早期発見が可能です。若年性の乳腺などにはマンモグラフィーよりも有効だと言われるほどで、触診を客観的に映像で確かめることが出来ます。方法としては、仰向けの状態でゼリー状の液体をぬり、超音波の発信・受信機能を持つ探触子をあてて、滑らせて移動させながら、断層面のエコーをモニターに写し出します。マンモグラフィーのように圧迫しないので、バッグには影響がありません。

触診は文字通り手で触ってしこりを見つけるものですが、これは、特に豊胸したバストにおいては精密度に欠けるため、超音波検査の前に行う検査だと思っていただいて良いでしょう。

他にも、豊胸手術を受けた場合の乳がん検査としては「MRI」や、細胞を摂取して調べる「細胞診」などがありますが、まずは超音波検査が一番多いといえます。豊胸したバストにはしこりも多く、乳がんとの違いが見つけにくいものです。検査を受けてばれるのを恐れたり、申告するのが恥ずかしかったりと、どうしても検査を怠りがちな方が多いものですが、今は検査機関でも豊胸したバストの検査に慣れているものなので、是非積極的に受診することをおすすめします。


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